不動産のさくら
株式会社 櫻不動産
5月号  № 96
発行日 平成23年4月23日

皆様こんにちは。あの大震災から1ヶ月が過ぎました。まだまだ大きな余震もあり、被災者の方は安心した生活ができません。復興にこの先何年かかるのか、全く見通しがつきません。ほんとうに大変だと思います。この大災害をいつまでも忘れることなく、今自分にできることは何か、を考えております。 そして今、何事も無く普通に暮らしていけることに感謝して、精いっぱい生きていくことが使命なのではないか、とも思っております。ですので、これからも元気出していきたいと思います。 それでは小春だより5月号、がんばっていきましょう!

◇ と~ってもおいし~い『ごま』 ◇

突然ですが、みなさん“ごま”を食べていますか?ごまは昔から健康にいいと言われ、大手飲料メーカーもその効用に着目し、ごまのサプリメント(栄養補助健康食品)を製品化し、大々的に宣伝して販売しています。和食、洋食、中華とあらゆる料理にかかせない、身体にとってもいい“ごま”ですが、私が大変お世話になっている方で、ごまの会社の社長さんがいらっしゃいます。今回ちょっとご紹介したいと思います。 そのごまの会社とは、宝塚市の山本にある『金ごま本輔』さんです。北は北海道から、南は鹿児島まで、全国有名百貨店や大手スーパーで取り扱いされている、知る人ぞ知る有名なごまのお会社さんなのですよ。実は今から12年前に私が事務所兼ごま工場をお世話させていただいてから、それ以来ずっとお付き合いさせていただいております。 社長さんのお名前は忰熊(かせぐま)社長さんと申し、とても人柄のいい社長さんです。たまに1~2時間ほどじっくりとお話を聞かせていただくのですが、常に前向きで、人とのきずなを大切にし、自慢しない、悪口を言わない、義理、人情を大切にする方です。  しかし、温厚そうな、やさしい顔からは過去には想像もつかないほどご苦労をされておりました。現在は順調に事業を伸ばされていらっしゃるのですが、経営者とはやはり大変なのだと、改めて思うと同時に、私などはとても足元に及ばない、素晴らしい社長さんです。 そんな忰熊社長はアイデアマンで、ただたんにごまを販売しているわけではなく、会うたびに‘今度はこんな商品を開発したよ!’、‘今度はこんなことをしているよ!’と、いつもアイデアを即実践し、その行動力に感心させられるばかりなのです。 金ごま本舗さんのごまの商品は豊富で、ごま豆腐、ごま茶、ごませんべい、ごまピーナッツ、ごま飴、ごまふりかけ、ドレッシングなどなど、たくさんの種類があり、またどれもおいしい商品なのですよ。先日、ごませんべいを食べさせていただいたのですが、あっさりしたなかに、ごまの味がしっかりあり、ついつい次から次に食べてしまいました・・・。(決して、金ごま本舗さんのまわしものではありません!私に宣伝してもらわなくとも売れていますから。) 下の写真は忰熊社長のアイデアでごまのお菓子3品を詰め合わせ、『お宝袋』と命名し、なんと宝塚歌劇団のおみやげ!として売り出していて、女性に大好評とのことです。 ↑お宝袋でいいことあるかも!?    ↑ついつい食べてしまうごませんべい 最近、ごまを食べていないな~、というあなた!ぜひ金ごま本舗さんのごまを食べてみませんか?一味違いますから。山本の事務所兼工場でも小売をしていますのでお近くに行った時など行ってみてください。(重ね重ね申しますが、金ごま本舗さんのまわしものではありませんので^^;) 金ごま本舗 株式会社 所在地  兵庫県宝塚市山本中3丁目19-26  電 話 0797-80-4150 また、金ごまさんの商品はインターネットでも買えます。「宝塚市 金ごま本舗」さんで検索してみてくださいね。そちらからも購入できますよ。 ということで、今回、私から大・大・大プレゼント!! 5月31日までに当社に「お客様の声」を下さい。手紙、はがき、FAX、メールなどで「お客様の声」をくださった全ての方に、上記の『お宝袋』を1つ差し上げます!! 当社に届き次第『お宝袋』を郵送でお送りさせていただきますね。(もちろん送料は当社で負担します。)また、お時間のある方は当社でお渡しさせていただいてもいいですよ。  ということで、どんどん「お客様の声」をくださいね!ごまを食べて元気になろう!!

☆ 「勘定」と「感情」 ☆

小春だよりでもたびたび引用させていただいている、経済評論家・公認会計士の勝間和代氏ですが、私がよく読ませていただいていた朝日新聞の勝間和代氏のコラムが終了してしまいました。彼女の考えに必ずしも共感できない部分もありますが、おおむね感心させられることが多く、これまでいろいろと参考にさせていただきました。感謝しております、ありがとう勝間さん!! ということで、今回も彼女のコラムから引用したものをご紹介します。(例によってすでに読んでいてご存知の方、すみません。) ここに ①「10%の確率で1万円もらえるが、90%の確率で何ももらえない」権利と ②「100%の確率で千円もらえる」権利 があります。 この2つを比較してどちらかを選んでもらいますと、リスクをいとわない人は(この場合、ギャンブル的とでもいいましょうか?)①を選び、リスクを避ける人は(この場合、堅実主義とでもいいましょうか?)②を選びます。(こちらが多い)ところがこれを、 ③「10%の確率で1万円払わないといけないが、90%の確率で何も払わなくてもよい」債務(支払う義務)と ④「100%の確率で千円支払わなければならない」債務 に置き換え、さきほどと同じ人に、どちらかを選んでもらうと、②を選んだ堅実主義?の多くの人が、へたすると大損するかもしれない③のギャンブル的な債務を選びます。   どういうことかと申しますと、もらえる方については、②を選べば確実に千円もらえるけど、①を選ぶと高い確率で何ももらえないという「がっかり感」が強くなるため、「がっかり感」を感じなくて済む、確実に千円もらえる①を選ぶ人が多いということなのです。 次に支払う方ですが、④を選べば確実に千円を支払わないといけませんが、③を選ぶと高い確率で1円も支払わなくていい、というこれまた「がっかり感」をなるべく感じなくて済む③を選ぶ人が増えるのです。(その代わり当たると相当ダメージが大きいけど・・・。)まあ、私も②と③を選びますが、リスクを取るとか取らない、ということもあるのですが、「がっかり感」による感情の部分によることが大きいのです。これをプロスペクト理論と言うそうです。 何が言いたいのかといいますと、経済学においては、人間は「何かを得られる価値」に「その価値を得られる確率」を掛け合わせて「期待効用」で意思決定をしているという考えらしく、この例にたとえると、①と②の千円もらえる期待効用も③と④の千円支払わなければならない期待効用もどれもみな同じで、経済学においては何の変哲もない結果になるけれど、「がっかり感」という期待効用に関係のない「人間には感情にともなう意思決定により選択をする」という理論も考えると、勝間氏は経済には「勘定」だけでなく、「感情」もともなうので、今の日本の長いデフレ経済に経済学の理論的なこともさることながら、「感情」的なアプローチも必要ではないか?と言っているのでした。すみません、ちょっとややこしくなりました・・・。 要は「感情」すなわち“気持ち”なのですね。すなわち経済にも計算だけでなく、気持ちの部分も考えようということ。教育でも、スポーツでも、人間関係でも、何事においても“気持ち”は大事ですよね。 ちなみにこれを大阪のおばちゃんに例えると・・・。 もらう方は①を選び、はずれると、‘はずれても千円もらえるんとちゃうんかいな?はよ、残念賞の千円ちょうだいな~!!‘と勝手に「残念賞」をつくり、さらに‘もう1回やらしてえなあ~’と今度は②を選び“千円もらえるなら、もらわな損やで!ついでに娘と孫の分もちょうだいや~!!”と言うと思います・・・。 払う方なら当然③を選び、万が一、1万円を支払うことになれば、‘そんなん知らんかったでえ~!負けといてえな~!!と堂々と言い、どうしても支払わなければならないときには‘確か、千円だけでよかったな!払とくわ!!’と都合よく解釈することとなるでしょう・・・。 勝間さん、経済は大阪のおばちゃんから発信してもいいでしょうか???

♪ 親子でサッカー ♪

先日、久しぶりに子供たちのサッカーチームの親子サッカーに参加してきました。かれこれ4年ぶりでしたが、楽しいひとときでした。サッカーの行事や試合は土曜日・日曜日にありますので、私は普段の土曜日・日曜日が休みでないため、ほとんど子供たちとサッカーでふれあうことがないのです。なので久しぶりに親子でサッカーを楽しむことができたのでした。 私は、年のわりには体力がある?!と思っているので(このうぬぼれが命取りか・・・)はりきってサッカーをしました。もちろん本気で、子供たち相手に、容赦なく?試合をして、見事勝ちました。(もちろん活躍したのは、他の若い、若いお父さんたちでした・・・。このとき、やっぱり年齢を感じましたよ・・・泣、泣、泣。) サッカーとは全く無縁の私だったのですが、子供たちのおかげで相当好きになりました。今では、テレビのサッカー中継は楽しみで、学生時代に、中学や高校の時にサッカーをしていた若いお父さんたちがうらやましい限りです。できることなら私も子供たちのコーチをしたかったなあ~。残念!! ところで、上の子は小学校1年生からサッカーをしているのですが、同学年の人数が少なく(すぐ下の学年の子供も1人のみ)試合にならず、1学年上のお兄ちゃん、お姉ちゃんに引き連れられ1学年上の試合に何度も出場させてもらいました。1学年上の合宿にも参加し、とってもかわいがられ、成長してきました。しかしそんな仲のいい1学年上の子供たちがこの3月に卒業してしまいました。上の子はポッカリと穴が開いてしまい、少々元気がありません。 今年が最後の1年になるのですが人数が足りず、まともな試合ができそうにありません。夏の合宿も人数がそろわずに中止となりました。楽しみにしていたのでほんとうにかわいそうです・・・。なんとか楽しくサッカーをさせてあげたいのですが、これも試練ですね。 下の子も1年生からサッカーをしています。この学年は人数がそろっているので試合ができるのです。子供好きの、やさしい熱血コーチの指導のもとすくすくと成長し、今年の3月の大きなトーナメント(試合)では予選を2勝1敗で通過し、見事決勝トーナメントに進出しました。 そしてこの決勝トーナメント大会はケーブルテレビでも中継され、アナウンサーの解説も入る本格的な大会で、子供たちの意気込みも相当なものでした。 迎えた決勝トーナメント、相手は決して強いチームではなく五分五分。どちらが勝ってもおかしくない試合です。試合ではどちらのチームも決め手がなく0-0の引き分けで試合終了となりました。 そして運命のPK戦(勝負をつけるためにゴール前にボールを置いて、ける人と受ける人の1対1の勝負。ける人がボールをけってゴールに入れば○、入らなければ×)その結果、惜しくも負けてしまいました・・・。(結局、その相手チームが決勝戦まで勝ち残り、準優勝したのです。) PK戦に負けて子供たちはみんな大泣き。うちの子はしばらく突っ立ったまま泣きっぱなし・・・。その後、ご飯も食べられず、大変な落ち込みようでした。これからも勝ったり負けたり、下の子も試練は続くことでしょうね。 楽しいけど、つらい試練もあるサッカーの話でした。

§ 編集後記 §

先日、新潟の妹が甥っ子を連れてこちらに帰ってきたので、父親も連れて私たち家族とボーリングに行きました。まあ、私のヘタクソなこと。昔から‘力’で投げるタイプで、ストライクを取ったときピンが一気に“ガャシャーン”とはじけるのが気持ちよく、スペアがほとんどないヘタクソです。なので100点にいくか、いかないかのレベルでした・・・。 父親はその昔、ボーリングブームの時に行きまくっていたようで、めちゃくちゃうまいのです。(家族旅行など一度も行ったことない、長屋暮らしの貧乏だったのに!)もちろんその日も100点以下は無く、ハイゲームで170点出したゲームではなんと6回までノーミス。70歳すぎてこのスコア。脱帽でした。 息子の私は見る影もなく、孫たちはおじいちゃんに尊敬のまなざし・・・。まあ、おじいちゃんにかたを持たせて、これも親孝行ですね。 しか~し、父親は調子にのって私のことを「なんやあのボーリング?わしが死ぬまで勝たれへんわ!」ですって! くそ~、こうなったら中山律子に弟子入りしてやる~!!(中山律子さんとはその昔のボーリングブームの時の最高、最強の女子プロボウラーです。)


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